












限りのある中で、限りを超える何かを伝えること。
リビンズの販促物をいろいろつくらせていただいております。気がつけば、もうすぐ10年になろうとしています。
家具のデザインバリエーションもいろいろ増え、需要も様々です。ネット環境はめまぐるしく進化し、
ネット販売での購入率は年々増え、ニッポンのモノづくりに関する考えが改められ、いいモノを永く使うということが見直され、とにかくモノがたくさんあって、選ぶ楽しみが増え、生活者の感性もますます豊かになり・・・・
イメージが分散化しないようにブランド化したり、SNSの影響力が強くなり、ネットでの発信の仕方に試行錯誤し、
広告という概念が変わり・・・価格優先か、イメージ重視か、バランス感か、発信の仕方か、品質か・・・・
とにかくアプローチの仕方は様々です。
デジタル化が進み、イノベーション時代に突入する中で、お家時間をどう楽しむか。
その時間を作る一つに家具がありますが、キャンプ人気などもあり、家具のあり方も外で使えるものや
キャンプで使えるものを家で使うということも。
グラフィックにおいて、使い方やアイデアには制限はありません。
しかし、サイズには制限があります。
限られたサイズの中でもそこにしか描けない世界観とか、情報とか。
その限られたものがあるから、どうすれば伝わるか。その中に言いたい事を集約できるか。表現できるか。
という素晴らしさがあるのだと思います。
枠に限りがなければ、無駄に言いたい事やなんでもかんでも・・・みたいなことになりますからね。
制限というのは、アイデアを生むきっかけになります。限りがあるから、考える。
広告の原点を忘れずにこれからも、限りを超える何かをつくることができるように、がんばろうと思うこのごろです。
creative direction / design/copy work 川野裕一郎(toyto)
CLIENT:リビンズ株式会社